ロックのシンガポール

2016年4月から旦那さんの仕事の都合でシンガポールへ。シンガポールで暇を持て余した結果、私が体験したシンガポールブログをはじめてみました。

シンガポールの郵便局

シンガポールにもPOST OFFICEがある
日本へ定形外で小包を送りたいのだが、まずシステムを知る為に出だしという事でハガキを日本へ出してみた


海外から絵葉書が届くのってちょっと嬉しいよね


お土産屋さんでマーライオンや街並みがプラントされた絵葉書を購入


自分の住所は英語で
日本の住所は日本語で大丈夫です


Air mail to Japan
これだけは英語で少し大きく、赤ペンなどで書くとさ更に分かりやすいかも

私はオーチャードのポストオフィスへ行ってみた
もし郵便局の場所がわからなければgoogle先生のマップにpost officeて入れてみたら直ぐに解決するよ


まずは番号札をとって順番を待ちます
番号呼ばれるから適当に座ってて大丈夫

番号呼ばれたらカウンターで
I would like to send postcards to Japan.
日本にポストカードを送りたいです


て伝えればオッケー
その場で切手代を払います
1通60セント
50円くらいで送れるらしい
安いなぁ

切手を購入し、別のカウンターで自分で貼り付けます
日本と同じく濡れたスポンジあるから便利よ
ペロッと舐めなくて大丈夫(^_^)v

切手のイラストがリトルインディアで良く見かける風景

インドのおじさんが花輪を売ってる

この花輪に蜂が蜜をのみに来ているよね

ちょっと怖いんだけど花輪はめちゃくちゃ可愛いよ


で、郵便局内にあるこちらのポストへ投函

とっても簡単!
そして約1週間くらいで届きました
観光で遊びに来る時も絵葉書出してみたらいいかも!日本にいる友達や家族がビックリすること間違いナシ( ^ω^ )
安くて面白い体験です


See you lah!

シンガポールの美味しい食べ物

日本にいる時からそうなのだが、私は変わった食べ物が苦手だ
どちらかというと好き嫌いが多い


例えばパクチーや八角といった強い香り
これらが食べ物に加わっていると食べれない
酢豚にパイナップルも許せない
牡蠣は2度大変な思いをし、それからは食べないと心に決めた
胡瓜は幼少期に腐りかけを食べて嫌いになった
などなど…


シンガポールは中華系、マレー系、インド系、アジアのあらゆるテイストが混ざり合い複雑な食べ物が多い


タイフードは大好きだ
パクチーを抜いて貰えばだいたい食べれる
しかしシンガポールのタイフードはちょっと違う
ホーカーやフードコートで食べるトムヤムスープは何故かチリソースで味付けされている
ケチャップぽい味付けだ

トムヤムヌードル

本場の味は専門店へ行かないと食べれない


マレー系の食べ物でカレー味のものはちょっと変だ

Mee Siam (タイ王国のヌードルって意味らしい)

何故か甘味が付いている
日本の甘口カレーとも違う
甘いカレーなのだ
時々それに酸味がついている
謎な味付けで食べれないことがある



飲み物はとにかく甘いものが多い



ホーカーで安いパイナップルジュースを注文した時は本当に驚いた
パイナップルをジューサーにかけているのではなく、パイナップルの缶詰をジューサーにかけているのだ
あの甘いシロップの味がする
値段と飲み物が比例する事を覚えておくといいかもしれない
値段が高ければコストをかけている為、フレッシュな物を使っているだろう
安ければ安価な物で代用しているのだろう
私が注文したパイナップルジュースは150円くらいだった
缶詰味なのが納得出来る


飲み物をオーダーする時は甘さを控えめ、もしくは抜きと言わないと私は甘くて飲めない
レモンティー、ライムジュース、ミルクティーなどは気をつける様にしている


シンガポールは何故甘いものが多いのか


その昔、エアコンが普及していなかった頃、暑さをしのぐために甘い物を摂取していたそう
エアコンフル稼働でキンキンな現代でもその名残があるらしい
こちらでは高齢の成人病が多く、脚を失い車椅子生活を余儀なくされている方々をよくみかける
最近は糖分の摂りすぎに気をつけている人々も多いそうだ


ホーカーやフードコートで食事をする時は野菜にも気をつけよう
野菜を意識して摂らないと好きな物ばかり食べてたらNo野菜なんてメニューも多い


私がお勧めしたいのは
ヨントーフーだ

だいたいのホーカーにあるこちら

さっぱりとしたスープに野菜や豆腐、魚のすり身、麺が入っている
ご飯時に行列が出来ている事が多い


注文の仕方は簡単
カウンター奥に何個でいくらと記してあるので明朗会計だ
まずはボウルを持ち、陳列された食材のあたりに置いてあるトングで好きな具材をボウルへ入れよう

だいたい5つくらい選べるお店が多い
最後に麺を選ぶので具材は4つ取ろう
私は必ず青梗菜、白菜は取ることにしている
かまぼこが湯葉で包んである物が本当に美味しいからオススメだ
後はお好みで
最後に麺を選択
中華麺、春雨、ビーフンなどがある
私は春雨がお気に入り
これらをレジで会計し、湯がいてもらおう
ボウルの中へ湯がいた具材と麺を戻してくれ、スープをたっぷりと注いでもらえば出来上がりだ

レジ脇にある赤いチリソース、ごま油、甘い醤油などはお好みで小皿へ入れて好きな席で食べよう


私はチリソースがお気に入りだ
途中からチリソースを投入し、味変とやらを楽しむ
スープがさっぱりとしているので、少し酸味がかったチリソースがよく合う

(こちらは残念ながら既に具材が決められていてNo野菜になっていたヨントーフーの写真。食べかけな為にチリソース色になってしまっている。)


時々焦がし玉ねぎをトッピングしてくれる
それもまた香ばしくて美味である


シンガポールでさっぱり美味しい物を探しているなら是非ヨントーフーを試して欲しい!



その他には

●チキンライス↓↓↓

店によってソースの味が違うので美味しいところを探そう



●肉骨茶(ばくてー、と読む)↓↓↓

豚肉をニンニクたっぷりで煮込んで、スパイスなどで味付けしたスープ

お決まりは油炒めの漬け物?と揚げパンと一緒に


●ナシパタヤ↓↓↓

チャーハンみたいなご飯に卵が乗ってて見た目はオムライス

赤いのはケチャップじゃなくてチリソース


●プラタ↓↓↓
外側はまるでパイ生地、内側はもちもち

1枚1ドルくらいなのにオーダーすると自動的にカレーが付いて来る。2枚頼めば充分!No野菜なのが残念...


●豆花(トーファー)

プリンみたいな豆腐にシロップがかかってるデザート

甘さは控えめで、冷たいのと温かいのを出すお店がある


以上が、1ヶ月半こちらで生活して発見した私のお気に入りだ

好き嫌いが多い人は是非私の好きなシンガポールご飯をお試しあれ


see you lah!



シンガポールのカフェ事情

日本のスペシャリティコーヒー屋さんでバリスタとして働いていた私でも、シンガポールのカフェ文化にはなかなか馴染めない


シンガポールにもスタバなどはあるが、それとは別で謎のカフェ文化が存在する
コーヒーはとても苦く濃く煮出す
紅茶も渋くてストレートでは飲むのに苦労する




カフェで普通にコーヒーを頼むとしよう
それがブラックコーヒーではない事にあなたは驚くだろう
煮出した濃いコーヒーにコンデンスミルクが入っているものが出てくるのだ



例えばポーションミルクやミルクポット、砂糖などがフロアーの何処かへ置いてあるなんて事は絶対にない
何処を探してもある訳がない
最初のオーダーで全てが決まるので、後で足したいなどという考えは捨てなければならない


コーヒー=コピ Kopi
紅茶=テー Teh


この呼び方も覚えなくてはならない
ルーツはマレー語だそう
レジの人はだいたい中華系かマレー系のシンガポーリアン
例えばシンガポールの公用語である英語で注文してみよう


Could I have ice milk tea?
Please make it without sugar.

(アイスミルクティーください。砂糖抜きでお願いします。)


はぁ???


凄い顔で睨まれる
そして聞かれる


Ice milk tea lah?
No sugar lah?


yes please

そうだよ、そう言ったじゃない?
すると


ふんっ


といった感じでサッサと出してくれるのだが、だいたいオーダーを間違えてくれる


Without sugar(砂糖抜き)

と言ったのに、砂糖が入っている
Ice
と言ったのに、ホットが出てくる


オーダーの間違いを何度も経験した
そして対策を練ってみた


No sugar!! No sugar!!
Ice ice please!!!


2回言ったのにダメな時もあった


つまりは郷に入れば郷に従わなくてはならないのだ、とシンガポール流のオーダー方法をやっと覚える決意をした訳だ


以下がその呼び名だ


Kopi/Teh(コピ/ テー)
コンデンスミルク入り


Kopi-O/ Teh-O(コピオー/ テーオー)
砂糖入り


Kopi-C/ Teh-C(コピシー/ テーシー)
エバミルク&砂糖入り


Kopi-O kosong/Teh-O kosong
(コピオーコソン/ テーオーコソン)
ミルクなし砂糖なし


Kopi-C kosong/ Teh-C kosong (コピシーコソン/ テーシーコソン)
エバミルク入り


アイスにする時は最後に
Peng /ペン
と付け足します


例えばアイスミルクティーを頼む時は
テーシーコソンペン


テー=紅茶
シーコソン=エバミルク入り(砂糖は入ってないよ)
ペン=アイス


普通のホットミルクティーなら
テーシーコソン
で大丈夫です


もし持ち帰りを希望するなら、オーダーの最初に
Take away please
といいましょう
アメリカ式に

to go

と言うのも通じますが、こちらは主にイギリス英語なのでtake awayがいいでしょう

こんな風に便利な持ち手を付けてくれます

これはアイスに限らず、ホットでも同じです

片手が飲み物でふさがると色々不便ですよね

このアイディアは最高です

お陰で両手があくので食べ歩きも楽チンです


ちなみに私はバリスタをしていた為か舌が肥えてしまいました

街のちょっとしたカフェではコーヒーは頼みません

そしてアイスレモンティーが好きになったので以下の様に頼みます


lemon Teh O kosong peng


もしくは甘さ控えめがいいなら最後に
Less sugar please

と付け足したりします


通じているので問題なさそうなのですが、正しく「砂糖少なめ」と言う方法がまだ分かりません
まぁ通じるならいいか...


本当に美味しいブリューコーヒーやラテが飲みたければ、こちらを参考にスペシャリティコーヒー屋さんへ足を運んでみてください

http://goodcoffee.me/area/singapore/
お値段は日本と変わらず、スペシャリティコーヒー屋さんは高いですが味は保証してくれます

ちなみに明日からこちらでコーヒーフェスが開催されます



日本からも素晴らしいコーヒー屋さんが出展しています

有り難い事に私も日本のブースでお手伝いしてます

コーヒー通のシンガポール在住の方は是非足を運んでみて下さいね



でもローカルなコーヒー屋さんでホッと一息したければ、150円くらいで飲めるのでオススメします


ついでにカヤジャムトーストをお供にいかが?


私の好みはカヤバタートーストです!
カヤジャムとは、ココナッツミルクに卵と砂糖が入っているもの

卵の豊かなコクにココナッツの風味がとても美味しいです

薄切りの茶色がかったパンにカヤジャムを塗り、薄くスライスされたバターが挟んであります

小腹が空いたらこれが最高ですよ!


Have a good coffee lah!