ロックのシンガポール

2016年4月から旦那さんの仕事の都合でシンガポールへ。シンガポールで暇を持て余した結果、私が体験したシンガポールブログをはじめてみました。

シンガポールの美容院

こちらへ来て1ヶ月が経とうとしている


毎日あちこち散歩と称したwindow shoppingをしているんだけど
何処を歩いてもデパートとフードコートばっかり
デパートは何処も似たり寄ったり


最近発見した事
何故か分からないけど、一つの建物に沢山の美容院が入っている場所がいくつもある
地下から5階まで、数えきれない程のネイルショップ、アイラッシュショップ、ヘアサロン


そんなに沢山あったらさ、何で勝負するの?
金額?店構え?技術?
シンガポーリアンはそんなの気にしてなさそう
来るもの拒まず、去る者追わず
気楽に店をやっている


●店内で暇を持て余した店員が携帯をいじる
●自分のフットマッサージをする
●仲間とおしゃべり
●店内でご飯を食べる


その中でも雰囲気の良さそうな美容院へ入ってみる事に


私は肩につくか位の長さなんだけど
黒い制服のシャツを着たイケメン風お兄さんに値段を聞いてみた
「カット&カラー&トリートメントで78ドル」と言われた
日本円で6200円くらい
悪くないちゃない?


普通に店内は日本の美容院ぽい
別のホスト風なシンガポーリアンお兄さんが担当
「昨日の夜は髪の毛洗った?」
もちろん!こっちは暑いから、嫌でも毎日洗わないと...
「じゃ軽く流そう」
という訳でシャンプー台へ連れて行かれる


シャンプー台の横で暇を持て余した他の店員が座っておしゃべり中
横になると、かなり温めのお湯で髪を流される
「ちめたい...」
そして顔には何も乗せてもらえない
もちろん膝掛けもない
ミニ履いてたらおパンツ丸見えちゃない
幸いな事におパンツ見えそうな方向は壁でした
ここで思ったのは日本と全然サービスが違う事
だってシャワーの水で服が汚れるかもでしょ
あのマント?みたいなやつ、まだ着てないんだよな〜


で、軽く洗ったら
「おっけ〜」
て言われて元の席へ戻る


無動作にドライヤーで乾かされ、手際よくマントを着せてもらい無事にカット
ちょっとしか切ってないから技術はどうだか良くわからないけど
手つきは日本人の方が器用そうな感じ


前下がりボブを依頼すると、襟足の後れ毛に対し
「カットしてもいい?」
バリカン片手にお兄さん笑顔です...
「問題ないよ」
というと、ジョリジョリとなんだか沢山そられました
手触りは野球少年並みです...


その後
「普通のと資生堂のがあるけど、どっちにする?
資生堂のはちょっと高いんだけど。ていうか、資生堂知ってる?」
知ってるアルヨ
わたし日本人アルね
「スタンダードな方でいいよ」
どうぜならシンガポールで一般的なのがどんなものか試してみたいしね
「おっけ〜あなたのカラーを作ってくるからちょっと待っててね」
と言い残し、3分後にカラー剤を持って登場


こっからが問題
普通、日本だとヘアカラーする時に生え際にクリーム塗るよね
頭皮まで染まらない様に
シンガポールではそれはされません
耳キャップみたいなゴムを耳に引っかけられます
耳の上に引っ掛けてるだけだから、プラプラと動く...


元々は鼈甲色してたんだと思う
カラー剤で上の方は真っ黒


ていうかね、私の頭皮に注目よ

頭皮までべったりカラー剤塗りまくりよ
終いにはお兄さん、指にたっぷり付けたカラー剤を私の分け目へ塗り込んだわよ
頭皮に容赦なく塗られたカラー剤
ヒリヒリと致します...


「じゃ10分おくね」
私の頭をぺったぺったと触った後
彼は去り、奥で仲間と楽しくおしゃべり
10分...ラップなどを巻くでもなく、このまま10分?
遠目から見たら鉄腕アトムよ
海苔みたいにムラサキがかった黒ぽい液体を塗りたくられている私


心配な時程、時間の経過は遅いものです


結局20分後にお兄さんが戻って来て
染まり具合をじっくりチェック
「おっけ〜シャンプーしよう」
そんな陽気で大丈夫???


シャンプー後、うっすらと頭皮が赤い...
おでこの掻きむしった傷が赤く染まっている


で、無事に乾かしてもらって最後に
「赤が好きなのね。色いい感じじゃない?」
て言われて終わった訳なんだけど

室内のライトじゃ分かりにくいけど
うっすらと赤く染まった私の髪と
心なしか頭皮が赤く見える


これ太陽光の下だと結構赤く見えるよ
日本のヘアマニキュアより強いんじゃないだろうか
ヒリヒリしたし


という訳でね「シンガポールで初の美容院へ行く」の巻は無事に終了です
可もなく不可もなく
お値段的にはよろしいと思います


ホスト風お兄さん、ありがとよ


Thank you lah!


:)